最初に敷地を見たとき、まわりには何も無い栗林でこんな所に家が建つのだろうか?と目を疑いました。笠間市営の農業体験するための別荘「クライムガルデン」で、有機栽培の野菜づくりにハマッタT氏は、K氏と農業のための山荘を作ろうと計画。元の農家と交渉し、1000坪の山林を借りることに成功しました。 斜面の栗林を造成して畑と敷地を作りそこに2軒の山荘を作るのですが、基礎工事が大変でした。1階を土間式にしてキッチンも土間から使用し、リビングは居酒屋風民芸調で、柱梁等構造体を見せて、珪藻土を塗り、誰でもくつろげるように田舎の雰囲気を演出しました。外観は外壁・屋根とも、黒のカラーベストでシンプルに仕上げ、廻りにウッドデッキを張りめぐらせ、洋バスを設け、浴室から更に露天風呂が楽しめるようになっています。